親友宅配便(U)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
申込書
あなたの名前→
あなたの住所→
あなたの年齢→
学校名→
学年、組→
親友の名前→
親友の性別→
親友の性格→
親友の外見→
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
===================
親友は必ずあなたのクラスにやってきます。
そして、あなたの家に住みます。
期間は1ヶ月です。
その1ヶ月間、両親や周りの人はあなたの双子の兄弟
(もしくは姉妹)だと思い込みます。
そして、1ヶ月を過ぎるとあなたやあなたの家族
学校の友達、先生などから親友の記憶は消されます。
そして、このHPのことも。
【同意する・同意しない】
====================
これって、本当なのかな?
半信半疑でしばらくそのHPをみていた。
そして、今日は何もしないことにした。
翌日
その日の朝は、姫歌も璃美も親友の所へ行っていた。
そんな日は決まって一人になるのだ。
やはり、なれているといってもさみしい。
その日は、授業が右耳から入って左耳から通り抜けていった。
つまり、頭になにも入らなかった。
私の頭のなかはあの親友宅配便のことでいっぱいだったのだ。
そして、私は決めた。
親友が欲しい! そう、強く思ったから。
家に帰るとすぐさま、PCへ向かった。
そして、昨日開いていたページを開いた。
私は、迷うことなく申込書に
入力しはじめた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
申込書
あなたの名前→ 水澤 梓
あなたの住所→ (●′∀`)県(´∪`●)ノ市(。-∀−)町★☆ー★☆
あなたの年齢→ 13歳
学校名→ 赤羽中学校
学年、組→ 1年 C組
親友の名前→ 桃音 理恵
親友の性別→ 女の子
親友の性格→ 明るく、テンションが高い
親友の外見→ そこそこ可愛い。笑顔が可愛い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「っ・・・。こんなもんかな??」
そして、私は送信ボタンをクリックした。
「なんか、たのしみだなぁ〜〜〜〜〜。」
その夜、梓は胸を躍らせ、ベットにはいった。
だが、ねむれない。。。。
「あぁぁぁぁ。。。。気になる。。。。。寝れるか〜?!」
そのとき、夜中の1時を回っていた。
「よしっ!このまま今日は寝ない。明日のためだ。」
そう、決意したもの1時間後梓の意識は無かった。
そして、気がついたのは、、、、朝の9時すぎ。。
「やば。。。。完璧遅刻だぁ。。てヵ、20分も前にはじまってるじゃん。。」
と肩を落とし、とぼとぼと学校へむかった。
NEXT??
親友宅配便(V)へ