親友宅配便(U)


 
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申込書

あなたの名前→

あなたの住所→

あなたの年齢→

学校名→

学年、組→


親友の名前→

親友の性別→

親友の性格→

親友の外見→


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親友は必ずあなたのクラスにやってきます。
そして、あなたの家に住みます。
期間は1ヶ月です。
その1ヶ月間、両親や周りの人はあなたの双子の兄弟
(もしくは姉妹)だと思い込みます。
そして、1ヶ月を過ぎるとあなたやあなたの家族
学校の友達、先生などから親友の記憶は消されます。
そして、このHPのことも。


【同意する・同意しない】


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これって、本当なのかな?

半信半疑でしばらくそのHPをみていた。

そして、今日は何もしないことにした。





翌日


その日の朝は、姫歌も璃美も親友の所へ行っていた。

そんな日は決まって一人になるのだ。

やはり、なれているといってもさみしい。





その日は、授業が右耳から入って左耳から通り抜けていった。

つまり、頭になにも入らなかった。

私の頭のなかはあの親友宅配便のことでいっぱいだったのだ。

そして、私は決めた。

親友が欲しい! そう、強く思ったから。




家に帰るとすぐさま、PCへ向かった。

そして、昨日開いていたページを開いた。

私は、迷うことなく申込書に

入力しはじめた。



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申込書

あなたの名前→ 水澤 梓

あなたの住所→ (●′∀`)県(´∪`●)ノ市(。-∀−)町★☆ー★☆ 

あなたの年齢→ 13歳

学校名→ 赤羽中学校

学年、組→ 1年 C組


親友の名前→ 桃音 理恵
 
親友の性別→ 女の子

親友の性格→ 明るく、テンションが高い

親友の外見→ そこそこ可愛い。笑顔が可愛い。


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「っ・・・。こんなもんかな??」



そして、私は送信ボタンをクリックした。


「なんか、たのしみだなぁ〜〜〜〜〜。」




その夜、梓は胸を躍らせ、ベットにはいった。



だが、ねむれない。。。。


「あぁぁぁぁ。。。。気になる。。。。。寝れるか〜?!」


そのとき、夜中の1時を回っていた。

「よしっ!このまま今日は寝ない。明日のためだ。」


そう、決意したもの1時間後梓の意識は無かった。

そして、気がついたのは、、、、朝の9時すぎ。。


「やば。。。。完璧遅刻だぁ。。てヵ、20分も前にはじまってるじゃん。。」


と肩を落とし、とぼとぼと学校へむかった。





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