私は、22歳になった。 成人式もおえ、あのいじめの傷も癒されてきたころのことだった。 今週末、小学校時代の同窓会が開かれるのだった。 「無理はしなくていい。」 そういわれたが私はいってみることにした。 そして、週末。 いつもより、気合をいれておしゃれをした。 早めに準備をして、心の準備をした。 三咲、、、沙羅、、、、、、 あのときの思い出があふれ出してくる。 会場へいくと、入り口には沙羅がまっていた。 「飛鳥。こっちだよ。」 大人になった沙羅は、そうやさしく声をかけてきた。 私は、1歩1歩。 それは、ゆっくりかもしれないけど確実に。 前へと進んでいく。 これから、どんなことが起こるか分からないけど、 昔の私とはちがう。 ちょっと、勇気を出してみて 前へと進んでいく。 END
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